忍者ブログ
HOME > > [PR] > ドクトルのプロレス話 > ドクトルの固定観念を崩したものとは Admin NewEntry Comment RSS  
SVR(エキプロ)シリーズで架空女子プロ団体を運営してる管理人「ドクトル」のブログです
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ドクトルです。
今回は「ドクトルのプロレス話」の続きです。

前回、女子プロレスは (っていうか日本のプロレス全般が、ですが) ストロング路線だと書きました。
特に全女の前座試合で見られた「何が何でもフォールしてやる!」って感じの押さえ込みにそれが端的に現れてると思うんですよね。
90年代以降の女子プロレスはバチバチやりあってるし。
(それ以前の女子プロレスはこってりした攻防があるので、どの時代が優れているとは言えないと思います)


では、しばらく私の中で固定観念になってたプロレス=ストロングを、
崩したのものはなんだったのか。

これは、幾つかあるんですね~。


まず、1つめが…  ぬまっちです。
最近のファンですと知らない人もいるかもしれません。


























こんなレスラーです。


「あれ?女子プロレスの話してたんだよな…? なぜ男が?」と思ったアナタ!
ぬまっちは女子プロレスラーですよ!
平成2年組でデビューし、全日本ジュニア王者となり、更なる飛躍を期待されたところで…
なぜか土木作業員のギミックに変身(笑)。
ってか、女子プロで「おっさんギミック」はどうよww

ですが、ぬまっちの登場は私にとって衝撃的でした。
全日本ジュニア王座の挑戦資格(20歳以下)の選手だったため、基本的に前座での試合がほとんどでしたが、コミカルキャラクターがストロング志向の他の選手を時には食ってしまうほどのインパクトを残せることを証明したからです。
首の怪我で短いキャリアで引退してしまったのは残念ではありましたが、活動期間が短いにもかかわらず私にとって忘れえぬレスラーとなりました(笑)。
「コミカルキャラクターでもキャラを徹底すればOK!」というわけですね。

ぬまっちのおかげなのか、そのあとに登場するコミカルキャラクターも楽しんで見てました。
Jd'(最終所属はLLPW)の「おばっち飯塚」とかですね。
男子のプロレスでも同様ですね。




2つめですが、これは、女子プロレスゲームです。
女子プロレスのゲームと聞いて、この名がすぐに浮かぶ人は多いと思います。
そうです。レッスルエンジェルスシリーズです。
私は友人の家でPC版のレッスルエンジェルス(つまりはエロゲだったころの作品)をプレイさせてもらったのが同シリーズの初見でした。

ええ。そりゃあ夢中になりましたよ(笑)
だって水着剥ぎデスマッチですもん。
まぁ、今思い返してみると…あの程度の露出で満足してた私は、まだ青かったということなんでしょう(笑)
レッスルエンジェルスがシリーズ化していって、やがて一般作品化され、コンシューマにも移植されていき、エロ要素は(必然的に)無くなりましたけど、
「フィクションとしてのプロレスならこうあってもいいかな」
と思うキッカケになりました。
(それをさらに強くする助けになったのがルチャDOLL舞という漫画なのですが)



3つめ。それはWWEです。
DIVAの存在ももちろん私にとって衝撃的な要素なんですが、そもそもビンス・マクマホンが提供するWWEの世界観、ストーリーの部分が、私にとっては本当に革命的だったんですね。
よくここまで徹することができるのかと。
スーパースターもDIVAも、そしてビンスも、それぞれの役割を全身全霊で徹しているんで、「白々しさ」や「照れ」が感じられない。
全身全霊で取り組んでいるから、見る側もいつの間にか引き込まれている。
(バカバカしいストーリーもありますが、そのバカバカしいことを真面目にやっているんですよね)

WWEはエンターテイメントとよく言いますが、これは単にドラマ仕立てとか、試合以外の仕掛けの趣向とか、それだけを指しているようなものじゃないと思うんです。
自分でもうまくは言えないけど、ファンが楽しめる要素の追求がエンターテイメントなのかなと思っています。

私はストロングなプロレスは大好きです。
レトロな試合を見てるので、たとえば「ルー・テーズ&カール・ゴッチvsアントニオ猪木&坂口征二」の試合は、まさにプロのレスリングという試合をします。
ビル・ロビンソンもそうです。
ジャイアント馬場もスケールの大きなジャイアント殺法が目玉ですが、実際は緻密で正確で理詰めなレスリングをします。
女子プロでも、「大森ゆかりvs長与千種」のダブルタイトル戦はこってりとしたレスリング、同世代のライバル心、互いに負けるかとハードヒッティングの応酬と様々な要素が織り交ざったスゴイ試合でした。

しかし、ストロングという指標を追求するのがそれらのプロレスなら、
観客が望むもの、楽しむ要素を徹底的に追求するのが、WWEが実践してきたエンターテイメントなのでしょう。

観客が楽しむという点においては、どちらが優れていると比べることは出来ないと思います。
あとはせいぜい、個人個人の好みで判別するくらいでしょうね。



と、いうわけで私の固定観念を崩したものを挙げてみました。
(1つはゲームですけど)
フィクションとしての女子プロレスをやっていくのなら、ストロングだけにこだわる必要はありません。
かといってストロングの要素を無くしていいものでもないのかもしれません。
なぜなら、リングという場がある限り、ストーリーは勝者と敗者によって作られるからです。

こういった世界を、私の架空団体でどこまで表現できるかはわかりませんが、今、自分が楽しいと感じるプロレスの一端でも表現できればと思います。

そして、これからも(実際の)プロレスをもっと楽しんでいけるようになりたいですね。



ん~~~、ここまで書いてきて、なんだかまとまりが無いよーな気が。
うまく言えないことばっかりだわ。

誰が言ったか、
プロレスは底の見える底なし沼

底が丸見えのはずなのにそこには手が届かない。果てしなく底の深い世界…





微妙にまとまらないまま、次の「ドクトルのプロレス話」に続く!(爆)

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[23]  [22]  [21]  [20]  [19]  [18]  [6]  [17]  [16]  [15]  [14
ROSE IMPACT!! ドクトルの固定観念を崩したものとは Produced by ドクトル
忍者ブログ [PR]
透過フォトver2.0 Designed by ninja-blog.com